大好きなはずの部屋でストレスが溜まるようになったら・・・

ちょい鬱 健康・気持ち

 
こんな記事がありましたよ。

 
中高年の一人暮らしからの孤独死についての記事ですが、そのなかにちょっと興味深いランキングが。

<こんな部屋はストレスが溜まるワースト5>

1位 部屋がモノで溢れている
2位 外出が億劫な物件に住む
3位 部屋の日当たりが悪い
4位 紙ゴミがやたらと多い
5位 人を部屋に入れていない

どれもまぁ、そうだろうなという雰囲気。
せっかくの部屋、我が城で、逆にストレスが溜まるようになってしまったらいやですね。
みなさんの部屋は大丈夫ですか?
 
 

部屋がモノで溢れている

整頓できなくなってゴミが捨てられなくなっていたり、大事なモノだったのに無価値に感じて、丁寧に扱えない、飾ってあるモノが煩わしくなったとしたら、もう完全に精神病んでますので病院いきましょう。

そうでない状態なら、好きなモノを好きに集めて好きに飾れば、オッケーでしょう。外人のフィギュアコレクターとか超大事に飾ってていっそ清々しいし。
まぁ、モノが多いと空気が澱む感もあるしホコリもたまるので、なるべく少ない方がいいかもしれないってのはありますね。

 

外出が億劫な物件に住む

どんな部屋だよって思ったけど、元記事によると「古いエレベーターなしの団地の上層階」とかがそれにあたるそうです。
でもねー・・・古い団地って昔の設計で余裕あるから、実はけっこういいんですよね。
妙に眺めが良かったり、その風景のなかにも緑が点在していたり、なにより今時のマンションにないくらい、東・南側のスパンが長い=陽当たりめっちゃいい。
僕は古い団地タイプのマンションのエレベーターなし4階に住んでましたけど、日照、眺望、通風とも完璧でめっちゃ快適でした。

というわけで、これは無理に部屋のせいにしないでもいいんじゃないかな・・・。

これについては趣味を作ることが有効と思いますよ。
引きこもっていても好きなことに没頭していればメンタルやられようがないだろうし、食べ歩きとか外に出る趣味を持てば外に出るだろうし。

 

部屋の日当たりが悪い

これはマジだな。冬季鬱も同じ原因ですが、陽に当たってないと人間すぐにメンタル病みます。
精神を安定させたりホルモン的な働きをするセロトニンという体内物質が少なくなっちゃって、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などが狂ってくるんですね。

なので陽当たりの良さと、ついでに風通しの良さは人が暮らす部屋にはマストです。物件選びの際にきちんと確認しておきましょう。健康なときは気付かなくても、メンタルが下り坂になっているときほどこういうやつは顕著に影響してきます。

適度に日光浴びておかないと、なんだか憂鬱で、部屋に帰っても暗くて、さらに気分落ち込んで・・・の悪循環に飲み込まれてしまいます。

セトロニンについて詳しく知りたい人はウィキペディア↓

 

紙ゴミがやたらと多い

ストレスが溜まる部屋っていうか、ストレスで変になっているからゴミが溜まるんじゃないのかな? 1位の「部屋がモノで溢れている」と同じで、ゴミ出しができない精神状態になったらやばいですね。

 

人を部屋に入れていない

人を招くことでストレスがたまることもあると思いますが、人を招くなら換気・掃除するだろうし、淀んだ部屋もリフレッシュしそう。鬱々とした空気を一掃するために、呼べるなら友人や家族を招いてみるといいかもです。

あと、部屋関係ないけど、喋るってのがいいんでしょうね。人間って1週間喋らないと声の出し方忘れますよ(実体験)。
一人暮らしで部屋にこもりがちな人はテレビに向かって突っ込みいれたり、食券制じゃない店にご飯食べに行くくらいはしときましょう。

 
 

とりあえず日光浴びて、最終手段は部屋から離れよう

細かく見てきましたが、確かにこんな部屋はストレス溜まるだろうってのと、逆にストレス溜まってるからこんな部屋になるんだろうってのが混ざってるようなランキングでしたね。

ちなみに1〜5位を完全に満たすと、大人気のイギリスドラマ「SHERLOCK」の部屋になるなって思いましたよ。
シャーロックの部屋

冷蔵庫に人の臓器とか入ってるかんね、彼の部屋は。

 

「部屋の状態はその人のストレス状態を表し、悪化していくごとにさらに健康状態も蝕まれていくので悪循環なんです」

上記の記事中にあるこの言葉はほんとその通りで、気分が落ちている時に、それを悪い部屋が加速させるってことは間違いないです。
そうならないためにもまずは日当たりのいい部屋を選び、整理整頓を心がけて暮らしましょう。
リラックス

 
それでももちろん「あ、なんかいま気分落ちてるな」ってときはあります。人間だもの。
そんな時には部屋に避難・こもりがちですが、部屋が散らかって片付ける気も起きないなって時には、どっか出かけちゃえばいいんじゃないでしょうか。それも、雑多な街をぶらつくとかではなく、清潔なホテルに泊まってみるとか。そこでゆっくり寝ればいいんです。

で、ちょっと回復したら部屋に戻って、カーテン開けて換気して、一気にゴミを捨ててしまいましょう。

 
恋人や家族と同じで、ときには思い切って遠ざかるのも部屋と良好な関係を保つ秘訣と思いますよ。