一人暮らし向けの洗濯機を選ぶときのポイント。

家電

海外みたくアパート内にランドリー室がついてたらいいなーと思うけど、今のとこ日本では一人暮らしでも洗濯機買わないとね。
選ぶときに考慮すべきポイントをまとめました。

洗濯機の種類=ドラム式と縦型


洗濯機は「ドラム式」か「縦型」の2種類に分かれます。

ドラム式は、横向きの洗濯槽内で衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」方式。特筆したいのは、乾燥機と同じ横型槽のため、乾燥モードで衣類がしっかり乾かせること。

縦型は洗濯槽にためた水を回転させ、中の衣類同士をこすることで汚れを落とす「こすり洗い」方式。特筆したいのは、ドラム式に比べて圧倒的に低価格なこと。

ドラム式・縦型それぞれの特徴

ドラム式縦型
使用水量:少使用水量:多
乾燥機能が優秀あんまり乾燥しない
本体価格はかなり高い本体価格は安い
ドラム式は衣類を傷めやすいと言われる縦型は衣類を傷めやすいと言われる
ドラム式は皮脂汚れに強いと言われる縦型は固形汚れに強いと言われる
出し入れ口が手前なので、本体上部の空間を有効活用できる(振動するのでラックは必須)出し入れ口を開けるため、ラックを使っても上部奥側くらいしか使えない
なんかかっこいい。“おしゃれな生活”感が出るただただ生活感が出る

洗浄力の差、衣類の傷みやすさ

ドラム式は衣類を傷めやすいとか、いやいや縦型のこすり洗いの方が衣類を傷めるぞとか。
縦型は洗浄力が高いとか、ドラム式は少量の水で洗えるから洗浄液が濃くて皮脂よごれに強いとか。
 
それぞれのスペックについていろんな議論があったりするわけですが、ぶっちゃけ、そう大差ありません。こんな洗い比べ実験(ジョーシンWEB)もあります。

容量は5〜7kgがおすすめ

洗濯容量というのは、衣類の乾燥重量のこと。1人1日分が約1.5kgと言われています。
一人暮らし用に3.3kg〜4kg程度の小さい容量の洗濯機もありますが、何日分かまとめて洗うことや、毛布やタオルケットを洗うことを考えると、5kg〜7kg容量の洗濯機を選ぶのが吉です。
本体価格もそこまでの差はありませんので。

まずは縦型で、いいんじゃない?

ここまで色々書きましたが、服が綺麗になるなら洗浄方式なんかどっちでもいいですよね。
大事なのは容量と、乾燥機能がまともに使えるかどうか、そして購入価格。これらが洗濯機購入の決め手になるでしょう。

なんたって、Amazonで一番安いドラム式を探しても9万円。

 
対して縦型なら2〜3万円で見つかります。

一人暮らしなら、洗濯機を回す頻度は週に2、3回。水道代なんて正直たかが知れてるし、だったら購入価格が圧倒的に安い縦型を選んで、ソファーやテレビに予算を割いた方が幸せだと思います。

多忙な人はドラム式で。乾燥まで一気通貫!

社会人や実験漬けの理系学生など、洗濯する時間もなかなかとれない多忙な人。そんな人はちょっと無理してでも乾燥機能付きのドラム式を検討する価値があるでしょう。
 
朝のうちに洗濯物を入れて乾燥モードまで設定しておけば、家に帰る頃には洗濯・乾燥とも終わってるわけですから。時間・手間と価格・電気代のトレードオフってことで、十分元の取れる出費になると思いますよ。