新生活、一人暮らしが始まってウッキウキの人を恐怖のずんどこに落としにきました。
いきなりだけど、今が夜ならこれ見ない方がいいかも。怖いよ。
うわああぁぁぁぁぁ!!!
ドアポストから腕が入ってきて、今にも鍵を開けようとしています。
背筋がゾワッて・・・
どうやらこの部屋はドアポストが付いていますが、それを力ずくで?外されていますね。
ここまでのことはそうそう起きないと思いたいけど、何が起きるかわからないご時世。少しでも部屋の防御力を上げるべく、賃貸でもできる対策を考えてみましょう。
目隠し1 ドアポストのカバー
普通に考えて、侵入する前には中の様子を探るでしょう。それをしないサイコパスもいるかもしれないけど、まずは内部を知られないようにすることが防犯の第一歩ですよね。
上の恐怖画像では無理やり外されていますが、ポストの内側には基本、郵便受けがついているもの。それがついていなくて、投函物が下に落ちるタイプでも、さすがに目隠しカバーはついているはず。
こういうやつね。これがないと室内が丸見えになってしまう。
しかし古めのアパートで、なんらかのタイミングで壊れていたのに、貸す側が気づかずにそのままっていうパターンもあります(ありました)。
まずは自分の部屋にもちゃんとドアポスト内側のカバーがあるかをチェック!
付いてた? 平気?
ついてなければ即座に不動産会社or管理会社に連絡してつけてもらいましょう。貸す側だって自分の物件で事件が起きてほしくはないですからね。
もし「自分でやれ」と言われたら・・・
いちおう、1,000円くらいで入手できます。取り付け時にネジ穴をあけることくらいは大家さんに許可してもらいましょうか。電動ドライバーがあるといいですよ!
目隠し2 ドアスコープ
ドアスコープがあったら要注意です。スコープがドアの弱点っていうのは有名な話。どういうことをやられるかというと、
- ちょっとしたレンズの組み合わせなどで逆に外から中を覗けるようになってしまう
- 外からスコープを外され、その穴から入れた針金でサムターン(鍵のつまみ)をまわし、解錠される
など。なのでひとまず目隠しを。
こういった製品もありますが、もちろんガムテープを貼るとか、ちょっとした紙や布でカバーするでも全然OK。
可愛いキャラクターものなんかもあったりします。
サムターンロックを取り付ける。
ドアノブの上に小さい穴を開けて針金を突っ込んできてサムターンを回そうとする、いわゆる「サムターン回し」という手口。
その対策にこういった商品がありますが、
・・・さすがにポストから腕を突っ込まれたら、これでは防げる気がしなすぎる。そこで。
こんなふうに、物理的にサムターンを回らないようにロックしてあるくらいがまず最低限でしょうねえ。
これは賃貸でも使える、貼り付けるタイプのサムターン回しガード。つまみそのものをロックするので、腕だけ突っ込んで目視できない状態だったら解鍵は困難でしょう。ただまあ、自分が室内にいるときしか使えないですけどね・・・。
それでもなんでも、ないよりは。腕を突っ込まれてガチャガチャされても即解錠は難しいでしょうし、その間に聞こえるように警察を呼びましょう。
工事不要のモニターホン、というモノもある。
監視or録画される可能性を考えれば、不審者も敬遠しますよね。そこで効果があるのが、カメラ付きインターホン。いまどきどの物件にも標準装備してほしいところですが、安いアパートや古いマンションだと音だけのインターホンも未だ多い…。
そこで、自腹での出費にはなっちゃいますが、簡単に後付けできる手段もあります。
ネジ止め不要、ドアの上に引っ掛けて取り付けるタイプのモニターホンです。
ちょっと値が張るのが難点ですが、普段の来客・宅急便・新聞勧誘・NHKの契約などの対応にもあると安心。特に女子なら導入するメリットは相当なものと思います。
買う前には、自室のドアの厚みが適合するかのチェックをお忘れなく。
実際にこういう事態に遭遇したら、を考えておこう
グッズでできる対策は、おおまかにこんなところ。あとは心構えがモノを言います。
留守のときなら物盗りで済むわけですが、在宅時にこんなことがあったとしても、ちゃんと助けを呼べるかどうか。
- 覗かれても顔を見られないように隠す
- 誰だ、と声をかけて牽制する
- 聞こえるように110番する
- すぐに鍵を開けられないように棒で叩く
- 「火事だー」と叫んで、近くの人を集める
など、実際にどう動くかをイメージしておくだけでその時の行動のスピードが変わってきます。
ちなみに「火事だー」と叫ぶのは、「泥棒だー」だと周りの人も恐怖が先行して来てくれない可能性があるから。
イメトレは大事。何パターンか対応を考えておくといいね。
こっちからの声かけ用に、身近な男性に頼んで「何か御用?」とか「どなた?」なんて声を録音させてもらっとくのも一つの手段ね。
部屋を借りる前なら、周囲をしっかりチェックして。
安全性や快適性は、やはり同じ建物の住民の質・近隣住人の質に大きく左右されます。「危ない」と言われるエリアはそもそも候補からはずすべきだし、同じ建物の住民がどんなかはよくチェックしておきましょう。
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