ロフトで快適に寝るためにどうすればいいか考えてみた。

部屋のこと

ロフトと言えば、「暑い」、「狭い」、「ホコリっぽい」。逆に言えば、それらを解決してやれば快適な寝床になるはず!そこで、こんな対策はどうでしょう。

サーキュレーターでエアコンの効果を上げる

夏のロフトで寝るにあたって気になること第一位が、空調(温度)。冷気は下に降りちゃうので、エアコン(クーラー)の効果が感じられない・・!

それを解決するにはサーキュレーターで空気をかき回すこと。部屋の中の空気の温度を均一にしてやるのです。

エアコンの風向きは最大限上に向け、サーキュレーターはエアコンの下に置いて斜め上に向け、ロフトめがけて風を送るといい感じに冷気が届きます。

サーキュレーターはおおよそ2,000円〜で入手でき、冷房暖房問わずに空調効率を上げてくれます。室内干しの洗濯物に風を当てれば乾きも早いし、買って損なし。
電気代はというと、最大出力で21w程度の製品が多く、その場合でおよそ 0.5円/1時間 です。

タイマーでスイッチ入/切の手間を省こう

ある程度生活リズムが決まっている人は、タイマーつきコンセントを使うと外出時の消し忘れが無くて便利です。

暑がり向けの最終兵器、冷たい枕

暑がりでまじ寝れんわ・・・って人には、最近登場したクール枕をおすすめしたい。ウェアラブルエアコンとも言われるペルチェ素子を使った、冷たくなる枕です。

ペルチェ素子を使った枕はいくつか出ていますが、水冷式はパイプの感触が気になったり、ホースやケーブルの取り回しなど問題も多いようです。また、製品によっては放熱ファンなどの機械的なノイズが気になるとか。

そこでおすすめは、ペルチェ素子一体式でファンレスの、KUU PILLOW(クーピロー)。

温度センサーとペルチェ素子の自動制御で、枕を体温より4℃低い温度に保ち続けてくれます。首も冷えるから血流で身体全体も涼しく。すっきり寝られそうな夢の枕ですね。

35,000円と安くはないけど、ロフトなんて4月~10月くらいまでは暑いので、年の半分、ザックリ180日を使うと考えたら1日あたり200円程度。もちろん毎年使えるわけですから、暑がりの人はぜひ検討してみてください。

「KUU PILLOW」は、京都で50年以上にわたり寝具を作り続けている太子織物株式会社が製造しています。

「KUU PILLOW」の公式サイトを見てみる

ホコリ対策に、専用の掃除グッズを。

寝る場所にするということは、髪の毛や布団からのホコリが溜まりやすくなるということ。もともと天井に近くてホコリが溜まりやすいロフトに、更にホコリが増える要因ができるわけです。

この対策は「こまめに掃除する」以外にないのだけど、おすすめしたいのはハンディワイパー。広くもないスペースだし、気になったこところをササっと撫でれば済むのが楽チン。値段も安い。

掃除機ならロフト専用のハンディ掃除機を用意すると最高。

でっかい掃除機の上げ下ろしを考えただけで、マメに掃除できる気がしない。ロフトに常備しておくのがポイントです。

また、世の中にはホコリの出にくい布団というものがあります。こういったアイテムを使うのも手ではないかと思います。

なぜホコリが出にくいの?

「ホコリが出にくい布団」の中綿はポリエステル。ポリエステルは繊維がとても強いので、綿がちぎれてホコリになるリスクが低いのです。寝心地や体質的に合わない人もいるかもしれませんが、掃除嫌いなら試す価値アリ?

カビ対策。ベッドは難しいが、せめてすのこを。

天井の高さがないうえに、設置を考えるとベッドは難易度高すぎる。寝具は布団一択となるでしょう。しかし日々たたむのも干すのも簡単ではない環境なので、床と敷き布団の間の結露・カビが心配です。

というわけでせめて、布団の下に敷く「すのこ」は用意したいところ…!

フローリングやカーペットがカビてしまったら、退去時に請求来るわよ。

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天然木で通気性は十分。心地よく寝れそうです。

気になる重量は4.5キロ。丸めた寸法は幅1メートル、直径20cmとあります。思ったよりはコンパクトだけども、ロフトまで上げるのはけっこう大変かも…。できれば誰か友だちがいるときに手伝ってもらいましょう。

というわけで少々予算がかかりますが、これだけの備えをすればロフトを快適な就寝スペースにし、下階を居住空間として有効に活用できることでしょう。