一人暮らしの家に友達が来る。急いでどこを掃除すればいい?

家事

一人だけの家を満喫していても、たまには誰かに来てほしかったり、はたまた話の流れで呼ぶことになっちゃったり。そんなときに気になるのは「汚いと思われないかな…」ですね。

家事に慣れてないうちはどこを掃除したらいいのか分からない。そんなあなたに、最短ここだけは掃除すべきっていう場所をお教えします。きれいな部屋にお迎えしよう。

ササっとやれば1時間でじゅうぶん。

片付けは前提。急ぎならとにかく隠す

掃除の前に、散らかっていないことは前提です。収納に放り込むなどして、散らかっているものを見えなくしましょう。

とりあえず隠したいときにおススメの隠し場所

まず、洗濯機の中。けっこうな容量があるし、まず見られません。ただし、うっかり水を入れないように蛇口を締めておくことを忘れずに。
また細かいものは手持ちの鞄をフル活用。とりあえず放り込んで入れてクローゼットに置く、吊るすで隠すといいですよ。

見た目のいい収納ボックスがあると便利

こういうときのために、見た目が良く、いざとなればベランダにも出せる収納ボックスがあると便利です。収納になっているサイドテーブルなどもおすすめ。

>収納に困りがちな一人暮らし民を救う、1台3役の頑丈コンテナ。

トイレは便座の裏を忘れずに拭こう。女性は特にご用心!

座りポジションですると、意外と尿が跳ねてしまうのがここです。見た目最悪だし、嫌な臭いの元。とくに女性は便座をあげることなんて滅多にないだろうからこそ、気をつけてほしい場所です。

合わせて床のホコリ・陰毛・髪の毛を退治。特にトイレットペーパーの切れ端が落ちてると不快感MAXです。ペーパーを手に2、3周巻いてササっと乾拭きして、トイレにポイでおわり。

さらにいうと、トイレットペーパーの切り口がヨレているのも不潔な印象を与えます。三角折りまでしなくてもいいけど、せめて点線できちっと切ろう。

少し濡らすと拭き取りやすい

便座裏は乾いてると落ちづらいので、水拭きしましょう。トイレ掃除用のシートなんかなくても、トイレットペーパーで充分。厚めに巻き取って少し濡らして拭き取ったらポイ。
時間が経つほど色が落ちづらくなるので、できるだけこまめに掃除する習慣をつけたいね。

洗面台周りは髪の毛・流しの汚れ・鏡の水はねを退治

髪の毛はもちろん、髭・眉毛・鼻毛などの細かい毛が1本落ちているだけでもなんかイヤなもの。
また人間は濡れているものに不快感を覚えがちです。なので水滴をきれいに拭き取ると清潔感がグッと上がります。
こんな手順で進めるとスムーズ。

  1. 髪の毛をサッととって捨てる。流すと詰まりの原因になるので、ゴミ箱へ。
  2. 鏡は乾拭きでもいいけど、汚れが落ちづらかったら水拭きしてから乾拭きすると力が要りません。
  3. 洗面台はあればメラミンスポンジ、無ければお風呂掃除のスポンジなどで擦り、水で流す。
  4. 最後にタオルや厚めに巻き取ったトイレットペーパーで拭きあげて完了!
習慣づけで、掃除が楽に

洗面台なんかいつも水を流してるところだしキレイなはず、と思っても実はけっこう汚れが溜まっていくところなんです。皮脂や石鹸カスや歯磨き後のよだれだったりがちょっとづつ付着していってね。
普段から、使用後にコップで全体に水を流す癖をつけると、きれいを保つのがグンと楽になります。

キッチンはシンク周りの汚れと水滴をやっつける

ここもポイントは、水栓(蛇口)の周りに水滴が無いこと。不思議とそれだけでだいぶ清潔感が違います。

まずシンクの中をスポンジ+食器用洗剤で擦って、油やたんぱく質の汚れを落とす。全部流して、ついでに排水溝のゴミとり。最後にタオルで水栓とその周り、シンクの中も拭きあげればおしまい。出来たら洗剤ボトルなども水滴を拭くと◎。

シンクに洗い物が溜まっていないのは大前提ですが、洗いあがりの食器は気持ちいいものなので、拭くのとしまうのは後回しでもOKです。

常備したい、激落ちくん

水周りの掃除には、激落ちくん(メラミンスポンジ)がおすすめです。水を含ませて軽くこするだけで面白いくらい汚れが落ちます。100円均一でもカット済みのが売っているので、家に常備しておきませんか?

ベッドメイクなど。布類のしわに注意すると清潔感アップ

クシャッとした布類は不潔に見えてしまうので、ピシッと畳んで伸ばしてシワのない状態を目指しましょう。ロフトやロフトベッドでも油断は禁物。合わせて髪の毛もサッと取って。

クッションがある人は、それらも軽く叩いてしわが寄ってないようにするとなお良しです。

床のホコリ・髪の毛を取り除く

最後は掃除の基本のキ、床掃除。掃除機があればいいけど、クイックルワイパーでもいいし、何より確実なのは雑巾がけ。やっぱり人間の手ほど細かくできるものはありません。
掃除道具がないよーていう人はトイレットペーパーを厚めに巻いて、それで乾拭きするといいですよ。

ホコリとりで優先したい、目立つ場所

  1. テレビ周辺は視線を集めるうえに静電気でホコリが溜まりがち。
  2. 本棚の足元。ふと視線を落としたとき目につきやすい。
  3. 敷居の際やラグ・カーペットの縁。段差になっているところもホコリが溜まりやすい。
  4. 壁際と部屋の角。普段歩かないところはホコリが溜まりやすい。

急ぎ掃除でどこに重点を置くか、ポイントは2つ

ポイント1→来客が「一人になる」ところ

来客があるときに重点的に掃除をするべきは、その人が一人になる場所です。
トイレや洗面スペースは来客が一人で過ごす場所。なのでついあちこち見まわしたりして、汚れなどにも気づきやすくなってしまう。そういうわけで水周りは重点的ポイントです。

ポイント2→来客が目を留めやすいところ

テレビ周りは当然視線を集める。だからテレビ周りの汚れや散らかりは他より気になっちゃうんです。また、誰かの家に行ったとき、つい本棚って見ちゃいますよね。本棚を眺めて、最後にふと視線を落とす。あぁ、ホコリ溜まってるなぁって思う。
そんなふうに、視線の流れを考えると優先して掃除すべき場所が分かってきます。

ためしに一度、家事代行でリセットしてみては?

急ぎの掃除は、普段からそこそこ綺麗を心掛けている部屋だからこそ有効です。

あまりに散らかった部屋には即効薬はありませんので時間をかけて片付け・掃除を頑張るしかありませんが、いまは家事の外注もだいぶ浸透してきた時代。
一度家事代行を頼んで、部屋の散らかり・汚れをすっきりリセットしてみませんか?

家事代行サービスのキャットハンドは、一人暮らしでも気軽に使える家事代行サービスです。頼みたいときに来てもらえるスポットでの依頼のほか、月14,000円からで定期的に掃除してもらえる一人暮らし向けのパックもあります。

きれいな部屋はメンタルにとっても最高よ。