一人だけの家を満喫していても、たまには誰かに来てほしかったり、はたまた話の流れで呼ぶことになっちゃったり、親が来たり。
「やべっ、急いで綺麗にしなきゃ!」って慌てるあなたに、最短最速でまぁまぁきれいになる手順をお教えします。
ササっとやれば1時間でじゅうぶん。
1.まず片付け、急ぎならとにかく隠す
掃除の前に、モノが散らかっていないことは前提です。収納に放り込むなどして、散らかっているものを見えなくしましょう。
急いで片付けたいときにおススメの隠し場所
洗濯機の中は穴場です。けっこうな容量があるし、まず見られない。いろいろ放り込んで、最後にタオルをふわっとかけておけば完璧。うっかり動かさないように、コンセントを抜いておくと安心です。
また細かいものは手持ちの鞄をフル活用。とりあえずカバンに放り込んで、クローゼットに置いたり吊るせば上手に隠せます。
2.ベッドメイクなど、布類のしわを消す
ベッド(布団)やブランケットなど面積の大きい布は部屋の中でも気になる存在。クシャッとした布類は不潔に見えてしまうので、ピシッと畳んで伸ばしてシワのない状態を目指しましょう。ロフトやロフトベッドでも油断は禁物。枕元なんかの髪の毛も、サッと取って。
クッションがある人は、それらも軽く叩いてしわが寄ってないようにするとなお良しです。
3.トイレ掃除、便座の裏を忘れずに
来客が一人きりになるトイレは、まじまじと細かいところまで見られてしまう場所。きっちり掃除しておきましょう。尿ハネ・陰毛・髪の毛・ホコリを退治。ペーパーを手に2、3周巻いてササっと乾拭きして、トイレにポイでおわりですが、気をつけたいのは便座裏。
座りポジションですると、意外と尿が跳ねてしまうのがここです。見た目最悪だし、嫌な臭いの元。とくに女性は便座をあげることなんて滅多にないだろうからこそ、気をつけてほしい場所です。
さらにいうと、トイレットペーパーの切り口が変にちぎれてるのも不潔な印象を与えます。三角折りまでしなくてもいいけど、せめて点線できちっと切ろう。
4.洗面台周りは髪の毛・流しの汚れ・鏡の水はねを退治
髪の毛はもちろん、髭・眉毛・鼻毛などの細かい毛が1本落ちているだけでもなんかイヤなもの。
また人間は濡れているものに不快感を覚えがちです。なので水滴をきれいに拭き取ると清潔感がグッと上がります。
こんな手順で進めるとスムーズ。
- 髪の毛をサッととって捨てる。流すと詰まりの原因になるので、ゴミ箱へ。
- 鏡は乾拭きでもいいけど、汚れが落ちづらかったら水拭きしてから乾拭きすると力が要りません。
- 洗面台はあればメラミンスポンジ、無ければお風呂掃除のスポンジなどで擦り、水で流す。
- 最後にタオルや厚めに巻き取ったトイレットペーパーで拭きあげて完了!
5.キッチンはシンク周りの汚れと水滴をやっつける
一人暮らしの賃貸部屋って、キッチン=廊下だったりするので100%見られますよね。
シンクに洗い物が溜まっていないのは大前提ですが、洗いあがりの食器は気持ちいいものなので、拭くのとしまうのは後回しでもOKです。
まずシンクの中をスポンジ+食器用洗剤でこすって、油やたんぱく質の汚れを落とす。全部流して、ついでに排水溝のゴミとり。最後にタオルで水栓とその周り、シンクの中も拭きあげればおしまい。出来たら洗剤ボトルなども水滴を拭くと◎。
ポイントは、水栓(蛇口)の周りに水滴が無いこと。不思議とそれだけでだいぶ清潔感が違います。
6.床のホコリ・髪の毛を取り除く
最後は掃除の基本のキ、床掃除。掃除機があればいいけど、クイックルワイパーでもいいし、何より確実なのは雑巾がけ。やっぱり人間の手ほど細かく作業できるものはありません。
「掃除道具がないよー」って人はティッシュを5、6枚重ねて乾拭きを。
ホコリとりで優先したい、目立つ場所
- テレビ周辺は視線を集めるうえに静電気でホコリが溜まりがち。
- 本棚の足元。ふと視線を落としたとき目につきやすい。
- 敷居の際やラグ・カーペットの縁。段差になっているところもホコリが溜まりやすい。
- 壁際と部屋の角。普段歩かないところはホコリが溜まりやすい。
急ぎ掃除でどこに重点を置くか、ポイントは2つ
ポイント1 →来客が「一人になる」ところ
来客があるときに重点的に掃除をするべきは、その人が一人になる場所です。
トイレや洗面スペースは来客が一人で過ごす場所。なのでついあちこち見まわしたりして、汚れなどにも気づきやすくなってしまう。そういうわけで水周りは重点的ポイントです。
ポイント2 →来客が目を留めやすいところ
テレビ周りは当然視線を集める。だからテレビ周りの汚れや散らかりは他より気になっちゃうんです。また、誰かの家に行ったとき、つい本棚って見ちゃいますよね。本棚を眺めて、最後にふと視線を落とす。あぁ、ホコリ溜まってるなぁって思う。
そんなふうに、視線の流れを考えると優先して掃除すべき場所が分かってきます。
ためしに一度、家事代行でリセットしてみては?
急ぎの掃除は、普段からそこそこ綺麗を心掛けている部屋だからこそ有効です。
あまりに散らかった部屋には即効薬はありませんので時間をかけて片付け・掃除を頑張るしかありませんが、いまは家事の外注もだいぶ浸透してきた時代。
一度家事代行を頼んで、部屋の散らかり・汚れをすっきりリセットしてみませんか?
家事代行サービスのキャットハンドは、一人暮らしでも気軽に使える家事代行サービスです。頼みたいときに来てもらえるスポットでの依頼のほか、月14,000円からで定期的に掃除してもらえる一人暮らし向けのパックもあります。
きれいな部屋はメンタルにとっても最高よ。