親元を離れての一人暮らし。特に新大学生や新社会人にとっては人生で初の大冒険ですね。不安ももちろんあるでしょうが、ワクワクのほうが大きいのではないでしょうか。
最高にハッピーな一人暮らしを始めるために、ここではまず物件探しから入居までの流れをザックリ説明します。※実家から出る、初めての一人暮らしのケースの想定です。
家賃・初期費用・生活の予算を決める
なにはともあれお金がないと始まらないのはご承知のとおり。そして大切なのは、始めることよりも続けること。毎月無理なく家賃・生活費を払っていけるように計画しておかなければなりません。その予算を決めるにあたって必要になる金額を知っておきましょう。
部屋の契約にかかる諸費用がトータルで家賃半年分、家具・家電・生活雑貨を揃えるのに約30万円、というのが一つの目安です。
初期費用は家賃半年分 + 30万円くらい
具体的・詳細な金額や揃えるもの、不動産屋へ払う初期費用の明細など、詳しくは下の記事にまとめました。
ちなみに一人暮らしの先輩諸氏の生活費はこんな感じ。
物件候補を決める
親戚の持っている物件に入居するとか、憧れの街があってどうしてもそこに住みたいとか、何かしらの事情があるケースは別として、一般的には通勤・通学先によって住むところを決めるでしょう。
まず住む街(沿線)の候補を決める → 条件を選びつつ部屋を絞っていく という流れですね。
不動産ポータルサイトが便利。
間取りだけでなく、周辺の環境もチェックしよう。
物件探しについては、気にしたい、気にすべきポイントがいっぱいあります。お得な探し方など、詳しくは下の記事にまとめました。
問い合わせ〜内覧
気に入った物件について不動産屋さんに問い合わせ。まだ入居者が決まってなかったら、見に来ませんかといってくるので、実際に物件を案内してもらいましょう。これを内覧と言います。
快適な住環境を得るためにチェックしなきゃならないことがいっぱい。
服装と持ち物にも注意。
ひたすら計測&チェックする。
持ち物やチェックポイントなど、詳しくは下の記事にまとめました。
申し込み・契約
内覧して気に入ったら、申し込み。部屋について気になる点(傷や補修、清掃など)はここでしっかり伝えること。契約日は後日になるので、そのとき必要になるものを確認しておきましょう。普通の不動産屋さんなら持ち物リストをくれると思います。
契約日には重要事項説明を聞いて、入居日などを諸々相談して決め、契約書を交わします。様々な取り決めをするので、始めは信頼できる人と一緒に行くのがオススメ。
気になる点は言う。必要な持ち物は聞く。できるだけ誰かと一緒に行く。
申し込み〜契約についての細かい流れや気をつけたいポイントなど、詳しくは下の記事にまとめました。
ライフラインを開く
一般的に電気と水道は、入居日にそのまま使い始められます。注意すべきはガスとインターネット。
ガスは入居者立会いの元、「開栓」という作業が発生します。キッチンのコンロがIHの物件でも給湯はガスがほとんどなので、やはり開栓が必要です。
ネットは物件によっては新規に開通工事が必要となり、申し込みから2週間〜1ヵ月先になるケースも。
いずれも事前に各所への連絡が必要なので注意しましょう。
ガスの開栓は入居日に立会い。事前連絡を忘れないこと。
ネットは当日から使えるように早めの準備を。
各種ライフラインについて気をつけたいこと、詳しくは下の記事にまとめました。
引越し
さて、入居日=引越し日が決まったら一気に忙しくなります。
引越しの方法の検討、荷造り、入居後に即必要な雑貨(特にカーテン・トイレットペーパー)の買い出し・・・など。
自分と友人で引越しするならレンタカーの予約、荷造り用のダンボール集め。業者に依頼するなら見積りから始めましょう。
自分でするか業者任せか。金額だけじゃなくて、手間もコストと考える。
カーテンとトイレットペーパーを忘れずに買う。
引っ越しについての細かい流れや気にしたいポイントなど、詳しくは下の記事にまとめました。
新生活の始まり
初めての物件探し、契約、初めての単身引越しのあとも自炊や洗濯など、当分は初めてづくしでしょう。
でも、好きな家具を集めたり、好きな雑貨やポスター、なんならフィギュアを飾ったり、好きなものを食べたり、好きなだけゴロゴロしたり、好きなことづくしなのも一人暮らしならではです。
ホームシックになることもあるかもしれないけど、せっかくの新環境・新生活、目一杯楽しんでね!
くれぐれも健康に気をつけるのよ。
物件探しの前段階で進めておきたい準備
「一人暮らしを始めよう」と思ったときから、進めておくといい準備があります。
主には節約術。というか、「お得」を取り逃がさないようにっていう話。あとは心構え的なものですが、これもけっこう大事。
詳しくはこちら↓